「距離感が近くて、話が盛り上がる!」奈良のニーズマッチ「はじまりの聖地まほろば支部」第3回例会レポート

「この支部、距離感が近くて、話が盛り上がるね」

例会が終わったあと、そんな感想が聞こえてきました。

2026年8月26日(水)、奈良で開かれた異業種交流会ニーズマッチ「はじまりの聖地まほろば支部」の第3回例会に参加しました。執筆者の細谷です。

会場には、初めましての方も、ほかの地域から足を運んでくださった方も集まりました。それなのに、始まってしばらくすると、あちこちで笑い声が。かしこまりすぎず、でも仕事の話はしっかりできる。そんな、まほろば支部らしい2時間になりました。

赤い服のみちゃこさんが第3回例会を開会している水彩イラスト

主催のみちゃこさんによるオープニング。明るい声で第3回例会が始まりました。

名刺交換だけで終わらない。「新しい花」が生まれる場所へ

「はじまりの聖地まほろば支部」という名前には、この場所から新しいものが生まれてほしい、という思いが込められています。

オープニングで、みちゃこさんが話してくれたのは、ミツバチがいろいろな花の花粉を運び、新しい実りにつなげていくようなイメージでした。

交流会というと、つい「この人がお客さまになるか」「誰かを紹介してもらえるか」と考えがちです。もちろん、それも大切です。

でも、ここで大事にしたいのは、もう一歩先。

「この人の仕事と、あの人の仕事がつながったら、何か新しいことが生まれるかもしれない」

そんな目線で相手の話を聞いてみることです。

誰かひとりの正解を探すのではなく、それぞれの経験や得意を持ち寄って、まだ形になっていないアイデアを育てていく。支部名のとおり、何かが“はじまる”予感のある例会です。

参加者がタイムテーブルを見ながら例会の流れを確認している水彩イラスト

この日の参加者は17名。自己紹介、ミニセミナー、商談タイムと、内容は盛りだくさんです。

奈良クイズと「今なら読みたい本」で、最初から笑顔に

例会の前半では、恒例の「奈良クイズ」が登場しました。

奈良県の木は何でしょう?

分かりそうで、いざ聞かれると「あれ?」となる問題に、テーブルごとに声が飛び交います。正解することよりも、みんなであれこれ言い合う時間そのものが面白く、初参加の方も自然に会話へ入っていけました。

自己紹介のお題も、ただ仕事内容を話すだけではありません。

今回のテーマは、「夏休みの読書感想文を書くなら、今の自分はどの本を選ぶ?」。

仕事の話に、その人が選んだ一冊の話が加わると、人柄がぐっと見えてきます。

ちなみに私は、ミヒャエル・エンデの『モモ』を選びました。時間泥棒に気づかないまま、どんどん時間に追われていく物語です。今あらためて読むなら、「自分の時間を大切にすること」を書きたいなと思いました。

お仕事のことだけでなく、その人が何に心を動かされるのかまで知れる。距離が縮まるのが早い理由のひとつは、こんな自己紹介にもあるのだと思います。

さこネギーの時間。「人を動かす」をみんなで考える

続いては、事務局長の南迫さんによる「さこネギー」の時間です。

デール・カーネギーの『人を動かす』から、実際の出来事をもとにしたテーマをみんなで考えました。

今回のお題は、交流会の懇親会でビアガーデンを開きたい主催者が、役員の皆さんからなかなか賛成を得られなかった、というエピソード。

「自分のやりたいことを押し通す」のではなく、相手が心配していることを先に聞き、その心配を解決できるなら候補にしてもらえるか、と問いかける。

そうすると、構図が変わります。

「ひとりの希望に周りが付き合う」から、「みんなが納得できる懇親会を一緒につくる」へ。

結果だけを教えてもらうのではなく、まずはテーブルで「自分ならどう伝える?」と意見を出し合うのが、さこネギーの面白いところです。同じ出来事でも見方はさまざま。仕事の進め方だけでなく、その人が何を大事にしているかも伝わってきました。

さこネギーの時間に南迫さんとみちゃこさんがスクリーン前で話す水彩イラスト

「人を動かす」の学びを、身近なエピソードからみんなで考えました。

顔を寄せて話すから、商談タイムが盛り上がる

商談タイムでは、テーブルごとに資料を広げ、相手の仕事や今後やりたいことを聞いていきます。

写真を見ても分かるように、みなさんの距離が近い!

一方的に商品やサービスを説明するのではなく、「それなら、こんな人とつながると面白そう」「その活動と、この仕事を組み合わせられるかも」と、会話がどんどん広がっていきました。

大人数の交流会では、名刺を交換して終わってしまうこともあります。でも、この日は相手の顔を見ながら、ひとつの話をもう一歩深められる空気がありました。

「距離感が近くて、話が盛り上がる」という感想は、まさにこの時間を表していたように思います。

少人数のテーブルに分かれ、資料を見ながら話す商談タイムの水彩イラスト

資料を広げて、じっくり話す商談タイム。あちらこちらで会話が弾みました。

8月生まれの皆さんを、みんなでお祝い

仕事の話で盛り上がったあとは、8月生まれの皆さんへプレゼント。

前に並んだ皆さんの表情も、見守る皆さんの表情も、とてもいい笑顔でした。

ビジネスのご縁をつくる場所でありながら、ひとりの人として自然にお祝いし合える。この温かさも、まほろば支部の魅力です。

8月生まれの参加者がプレゼントを手に記念撮影する水彩イラスト

8月生まれの皆さん、おめでとうございます!

例会のあとは、「四毒抜き」のオーガニックランチ

今回の会場は、まほろば支部の会員さんが営むカフェでした。

例会終了後は、そのまま希望者でランチ交流会へ。

用意していただいたのは、「四毒抜き」をテーマにした特別なオーガニックランチです。手作りのお味噌や発酵調味料を使い、この日のために特別に用意してくださった薬膳カレーも並びました。

木の箱に少しずつ盛り付けられたおかず、玄米ごはん、お味噌汁。見た目にもきれいで、特に女性の皆さんから大好評でした。

「これ、おいしい!」「どうやって作っているんですか?」

食事を囲むと、例会中とはまた違う会話が始まります。仕事の話の続きも、ちょっと個人的な話もできる。ここでも、まほろば支部らしい近さを感じました。

オーガニックランチを囲み笑顔を見せる参加者の水彩イラスト

例会後のランチ交流会。おいしい食事を囲むと、会話もさらに弾みます。

玄米ごはん、味噌汁、野菜料理などが並ぶオーガニックランチの横長水彩イラスト

ひとつひとつ丁寧に用意された、この日だけの特別メニューでした。

異業種交流会が少し気になっている方へ

「交流会って、売り込みが強そう」

「初めての場所で、何を話せばいいか分からない」

そんなふうに感じている方にこそ、一度この空気を体験してほしいと思いました。

奈良クイズで笑って、テーマのある自己紹介で人柄を知り、みんなで同じお題を考え、商談タイムでじっくり話す。

無理に自分を大きく見せなくても大丈夫です。まずは相手の話を聞き、「この人とこの人がつながったら面白そう」と考えてみる。そこから、思いがけないご縁やアイデアが生まれるかもしれません。

まだ第3回。これからみんなで育てていける、始まったばかりの支部です。

次は、あなたもこの輪の中に入りませんか?

参加者17名が笑顔とピースサインで並ぶ集合写真の水彩イラスト

最後はみんなで記念撮影。楽しく、よく話し、よく笑った第3回例会でした。

第3回例会・次回案内

  • 開催日:2026年8月26日(水)
  • 時間:10:00〜12:00
  • 支部:ニーズマッチ「はじまりの聖地まほろば支部」
  • 参加者:17名
  • 次回:2026年9月16日(水)10:00〜、奈良商工会議所で開催予定
  • 最新情報・参加申込:ニーズマッチ公式サイト