身体の使い方を知れば、人生が変わる。26年間の介護生活から見つけた「続けられるヨガ」ー滑田 純子ー
- 名前
- 滑田 純子(なめだ じゅんこ)
- 会社名
- SUAY YOGA 学園前駅前教室
- キャッチコピー
- 大好きな息子を「抱っこし続けたい」これが私の原動力
- 一言
- 脳性麻痺の息子を育てて26年。
「ずっと抱っこしたい」その想いだけで始めたヨガ。
運動苦手でも、時間がなくても大丈夫。一緒に無理なく続けましょう。
介護する私自身のため、身体メンテナンスヨガ
こんにちは。ヨガインストラクターの滑田純子(なめだ じゅんこ)です。
奈良県で、介護や子育てに奮闘するお母さんたちに広めたいと思い、
「SUAYヨガ」教室を開いています。
私のヨガは、ポーズの完成度を求めません。
「なぜこの動きが必要なのか」「身体のどこに効いているのか」を理解していただきながら、自分のペースで無理なく続けられることを大切にしています。
こんな方におすすめです
毎日の介護で身体がつらい方へ
- 介護による肩こりや腰痛に悩んでいる
- 車椅子の移乗や抱っこで身体を痛めやすい
- しっかり眠れない、疲れがとれない
運動したいけど一歩が踏み出せない方へ
- スポーツジムはハードルが高い
- 身体が硬い、運動経験がない
- 何から始めていいかわからない
私のヨガの3つの特徴
1. 日常生活で実践できる「ながらヨガ」
歯磨きしながら、運転しながら、料理しながら。
ガソリンを入れる間だけ意識して立つ。
車のバックミラーを少し上にして背筋を伸ばす。
特別な時間を作れなくても、日常の動作に取り入れられる身体の使い方を見つけよう。
2. 急な体調不良のドタキャンOK!理解ある仲間と一緒に
継続して運動することが理想です。ですが、どなたにも急な体調不良はあります。
介護や看護の生活に、急な対応は日常茶飯事です。
気兼ねなく言える場所でありたい。
同じ境遇の仲間だから、お互いの大変さがわかります。
3. 身体の不調を自分で改善できる知識
インストラクターをしながらどれだけ身体を気遣って過ごしていても、
身体を痛めてしまうことがあります。私自身の身体を支える筋力は保てても
もう一人の身体を支える筋力が足りない、キャパを超えるときがあります。
「肩が痛い時はこうしてみる」「腰が重い時はこうしてみる」など
その痛みや不具合の症状に対して、治し方、緩和する方法を知ることで
動けなくなる、介護できなくなることから遠ざけることができます。
あなたも一緒に、無理なく続けられる身体づくりを始めてみませんか?


初めての出産2日目の朝、すべてが変わった
2日目の朝、想像していたすべてが変わった
長男を産んだ時、私は25歳でした。
普通に産んだつもりでした。忘れもしない2日目の早朝、呼吸困難になって、救急車でNICUに運ばれて。
「脳性麻痺です」
先生から見せられた写真を見ても、黒いのがいいのか白いのが悪いのか、知識のない私には何もわかりませんでした。
ただ、命が助かったことだけが救いでした。新米ママの私ができることを必死にしました。
あれから26年。
あんなに小さくて大きくなるのか心配だった子が、33Kgを超えてくる重さになりました。
長男の身体が大きく成長することは喜ばしいことですが、お世話をする内容は変わらず、
むしろ身体の大きくなるにつれ、抱っこしての介助や、入浴や着替えなど、力仕事が現実になっていきました。
10年後、新たな子育て
長男が10歳の時、今まで入退院を繰り返していたのに、2年間入院していなかったことに気づきました。
「兄弟が欲しい」と思っていたところ、次男と三男を授かりました。
ここで別の問題が発覚です!
寝たきりの長男のお世話をする子育てしか知らなかった私。
寝返り、ハイハイ、つかまり立ち、歩く、走る。
動き回る元気いっぱいの弟を公園デビューしたら、私の股関節はあちこち走り回る子どもを追い掛け回す筋力を失っておりました。
何故なら、長男との10年間は自宅か病院、その移動は車です。施設内はエレベーター、階段を使うこともない。
長男を抱きかかえる腕の力だけの自信はあるけれど、足を動かす日常はなく、私の足の筋肉は低下し放題でした。
歩き続けると股関節に違和感、坂道や階段なんて負担だけしか感じない。
「このままじゃダメだ!」
決死の思いで39歳の頃、旦那さんに「スポーツジム行かせてほしい」とお願いしました。
ダンスフィットネスから始まった出会い
最初はダンスが楽しくて。
住んでいる地域でそのダンスをしているインストラクターを探して参加しました。
その先生との出会いが今の私に繋がります。
先生はダンスレッスンの前にSUAYヨガのマット運動をしていました。
はじめは「なんとなく」受けていただけでしたが、
だんだん気付いてきたんです。
「今までの私の身体の使い方、違ってた。」ということを。
「私でも習えますか?」
SUAYヨガを続けていくうちに、身体が変わっていくのがわかりました。
身体に疲れを感じにくくなり、片頭痛で薬を服用する回数も減りました。
「このヨガ、私でも習えるんですか?」
自分の身体のため、長男との生活を維持していくためにSUAYヨガの講座を受講しました。
私が健康でいることが、家族のためになると思ったからです。
インストラクターになるなんて、100%ない!と思っていました。
先生は私の家庭環境も全部知った上で
「1度やってみて。無理だったらその時に考えたらいい」
その言葉に背中を押され、インストラクターの第一歩を踏み出したのが始まりです。
助けてくれる仲間がSUAYヨガにはたくさんいます。
レッスンをしている間は、わたし自身の時間でもあり、その時間に集中することで
リフレッシュもしている、そんな時間にもなっています。
「お母さん変わったよねー。」周りの人からの嬉しい言葉
実際に自分の身体に大きく変化を感じるまでに個人差はありますが、
私は1年ぐらい経った頃、確実に身体は変化していった実感があります。
周りの方から
「なんだか、姿勢が良くなった!」「なんだか、身体がかっこよくなった!」
「うしろ姿が変わった!」 「お尻が小さくなった!」
と言われるようになりました。
自分では、毎日の日常をこなすことが楽になってきている、体力がついてきたから
一日の予定を増やせることは感じていましたが、外見に変化があることは
人に言われて初めて気づいたことでした。
「何かやってる?」
「ヨガしています。」
こんな会話もするようになり、
「1回行ってみたい」と言ってくださる方が増えました。
そうすると、体験に来てくださって、「こんなヨガは初めて!」と言われます。
そしてそのまま継続してくださる方が多いです。
今でも覚えてる、最初の目標
私がヨガを始めた一番の理由はこれでした!
「長男を、ずっと抱っこし続けたい」
33キロしかないって思われるかもしれませんが、
寝ている状態や、じたばた動いている状態の抱っこは最高に重たいし、長時間は耐えられません。
お姫様抱っこしようとしても、筋緊張という身体を硬直してしまうので、私の両手にうまくフィットしません。
抱っこした長男をベットや、車の座席、車いすに、降ろしたくても、身体を緩めてくれないと降ろすことができません。
そのため、私の筋力は限界を突破してしまい、肩を、腰を痛めてしまいます・・・。
でも今は、その肩や腰の痛みを緩和する、自分で治す方法を知っています。
「この動き方をしてみたらいいよ」と先生が私に必要な動きを教えてくれたことも
このヨガを続けていけることに繋がっています。まさに「自己整体」です。
これからやりたいこと
障がいのあるお子様を介護するお母さん、親の介護をするお母さん、
介護する人だけじゃなく、すべてのお母さんが思ったことがあるはず。
「私もしんどい、でも休めない、やらなくちゃ」
私も思うことがあります。こんな感情も吐き出しながら
この生活の中で、やれること、できそうなことを見つけていけたらと思っています。
自分の身体だけでなく、もう一人の身体も支える筋力や体力がいる人!
「腰が痛い」「肩が痛い」と体調不良を感じるお母さんは多いです。
「運動しないといけないな」と言ってる人をよく聞きます。
でも、その先に進めません。
私も10年間、長男だけと向き合って過ごしてきました。
「これが正解」と思っていました。それしかできないとも思っていました。
遊びに行く時間なんて、自分に時間やお金を使うなんて、できたらいいなと思うことはあってもできませんでした。
今なら過去の自分に言えます。
やるかやらないか、だけだったよね・・・と。
一度やってみる、体験してみよう。
「今日できた」「今月は毎週できた」が続き、
そんな小さな成功体験を続けて、その結果、自分の時間を作ることができている、
すごく楽しくなりました。
自分の時間を持つことで、家のことも頑張れる自分に気づいたんです。
しんどいと思っていた自分にも気づけた気がします。
だから今度は私が伝えたい。
今は一生懸命!それも正解だけど・・・
「ちょっと息抜きしませんか?」
「自分時間を作ってみませんか?」
「一緒に身体を動かす体験をしませんか?」
気軽に体験してください。
ここに来たら身体も動かせて、すっきりするし、話もできます。
今まで一番大切にしたい世界に自分を費やしてきた。
そこに加えてほしい、いろいろな方と触れ合える場所、「わかる、わかる」って言い合える場所。
大きくなっても可愛い息子を、これから先も私が抱っこできるように。
同じような想いのお母さんたちと一緒に、無理なく続けられる身体づくりをしていきたい。
そんな場所を作っていきたいと思っています。
毎日頑張ってるお母さん、ちょっとだけ自分の身体の声、聞いてみませんか?
「運動した方がいい」わかっているけど...
送迎の時、他のお母さんと話してても出てくる言葉があります。
「なにか運動しないといけないけど・・・。」
「疲れてるなー、しんどいなー、重たいなー。」
「まだまだ元気でいないとダメだよね、先は長い。」
そうは思っていても、その先が続きません。
スポーツジムなんて、しょっちゅう行けないし。
ヨガ教室行っても、みんなできてるのに自分だけできなかったら恥ずかしい。
この身体がマシになってからなら・・・。そもそも、何から始めたらいいのかわからない。
私も、そうだったから
長男が生まれてから10年間は子どもとの生活だけに向き合ってきました。
子どもの体調にはいち早く気づき、いち早く改善する方法に動く。
自分の不調に気づかない時も、気づいた時でも、自分の身体を最優先することはできませんでした。
ある意味、倒れるまで気づかなかった生活をしていたかもしれません。
実際、想像してみてください。
私が動けなくなったらどうなるのか、余計に家族に迷惑をかけることになります。
自分が変わらず過ごせるためにも
1時間だけでも、自分の身体を大切にすることに向き合う体験をしてみたら。
家に帰ってからの介護が、ちょっと楽になりました。
イライラすることが減って 子どもにもっと優しくなれました。
だから、伝えたいんです
喋りに来るだけでもいいんです。
「今日はしんどいです!」と言いに来ていいんです。
その気持ちがわかるから。 同じようなしんどさを抱えているから。
運動なんて、できなくてもいいんです。
「身体硬い」「運動苦手」 なんて大丈夫。
私の教室には、そんな人がたくさんいます。
初めからできるようになんてなりません。
やる意味がある、何のために、それぞれの目的でいいのです。
続かないかも!って言ってくれてかまいません!(実際におられます)
月1回から通ってみる、今月は2回来れた。毎週来れた!
まず第一歩は、「レッスンを受ける予定を作る!」
万が一、来れなくなっても大丈夫。 それでいいんです。
継続して運動することの大切さと、その時間を作る。
毎週レッスンを受けて、運動したら身体は確実に変わります。
こんな風に始めてみませんか?
まずは、おしゃべりしに来て
まずは気軽に体験してください。
身体を動かす場所ではありますが、気持ちを軽やかにするこ場所にもなってほしい。
家でもできる「ながら運動」教えます
- 歯磨きしながら
- 信号待ちの間に
- ガソリン入れてる時に
特別な時間を作らなくても、意識をすることで、身体は変わります。
プライベートでゆっくり相談も
「みんなの前はちょっと...」 そんな時は、個別でお話聞きます。
あなたの身体の悩み、生活に合わせた運動方法、一緒に考えてまいります!
最後に、お母さんへ
介護って、終わりが見えません。
この子が可愛いから、ずっと一緒にいたい。だから頑張る。
でも、自分が年齢を重ねていくごとに、正直、身体はしんどいと感じてしまいます。
そんな気持ち、痛いほどわかります。
でも、お母さんが倒れたら?
お母さんが動けなくなったら?
だから、ちょっとだけ。 目標は、週に1回、始まりは月に2回を目標からでもいい。
自分の身体のこと、考えてみませんか?
「こんな私でも、行ってもいいですか?」
もちろんです。 むしろ、そんなあなたに来てほしい。
一緒に、無理なく続けられる方法、見つけましょう。
26年間介護してきた私だから、わかることがあります。
まずは、LINEでもいいから連絡してみてください。
「ちょっと聞きたいことがあって」 それだけでも大丈夫。
あなたが笑顔で介護を続けられるように。 ちょっとだけ、お手伝いさせてください。
お問い合わせは下記のLINE・Instagramから。
レッスン内容
SUAY YOGA(基本クラス)
- 身体の正しい使い方を学ぶ
- 介護動作に活かせる身体の動き
- 疲れをリセットする方法
- 自分の身体を知る
初級養成講座
- 解剖学・運動学
- 基本のポーズ
- インストラクターにならない方も受講しています。
- 知識をいれることで身体の動かしの理解を高める
プライベートレッスン
- あなたの身体に合わせたパーソナルレッスン
- 都合の良い時間に個別対応
- じっくり身体と向き合う時間
自分の身体の課題を整理し、レッスン前後の変化をチェックします。
資格・経験
- SUAY YOGA認定講師
- スポーツジムでの指導
- 26年間の介護経験から生まれた実践的な身体の使い方
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